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賃貸一人暮らし

近隣の騒音が迷惑すぎる!でも怒り任せの苦情は禁物。実体験をもとに対処法を書いてみる

2018年9月1日

隣家の騒音で眠れず睡眠不足。許せない気持ちが募る

こんにちは、みっころです。

一人暮らしを始めて2ヶ月経ったのですが、入居当初から近所の家の騒音に悩まされています。

せっかくウトウトし始めたときに起こされたり、のんびり本を読んでいる時間を邪魔されたりするので、最近怒りがMAXです。

隣家に若いカップルが住んでいて、この二人がとにかくうるさいのです。
毎日夜中の12時近くに帰ってきては料理や掃除を始めるのですが、テーブルを引きずる音、瓶か何かを壁に打ち付けるような音、大声での会話。
そして週末には友達を呼び、朝方まで大声で笑うわ叫ぶわの大騒ぎ。。

さすがにひどいと思って文句を言いに行こうと思ったのですが、大きなトラブルに発展してしまうと住みづらくなるかもしれないと考え、何とか思いとどまっています。

こうした騒音トラブルは賃貸で暮らす人にとっては身近なものだと思いますが、ネットで探してもあまり役に立つ情報が出てこなかったので、実体験をもとに記事にしようと思いました。

[box02 title="この記事を読んでほしい人"]

 

  • 今まさに騒音に困っていて、対処法を知りたい
  • 騒音がひどすぎて今すぐ相手のところに怒鳴り込みたいくらい腹が立っている
  • 一日でも早く騒音から解放されたい
  • 文句を言って角が立つ、波風が立つ、トラブルになるのは嫌だ
  • 今は大丈夫だが、いざという時のために対処法を知っておきたい

[/box02]

騒音がどれだけ周りの人にとって迷惑か、いざ自分がトラブルに巻き込まれてみないと分からないと思います。

順を追って見ていきましょう。

今すぐ怒鳴り込みたいくらい怒り心頭している人へ

相手の家に行き、直接文句を言いたい気持ちはとてもよくわかります。
乗り込むほどではなくても、床や壁をドンッ!と蹴ったりして相手に知らせてやろうと思っているかもしれません。
ですが、それは絶対にやめた方がいいです。

あなたが騒音に苦しんでいるのは、静かに快適に過ごせるはずの時間をぶち壊されたからですよね。
つまり、根源にあるのは「快適に過ごしたい」という気持ちであるはずです。

でも文句を言いに怒鳴り込んでしまったら、そのあと快適になるどころか、もっと不快な思いをする可能性が高いです。

文句を言いに行ったところで相手が素直に謝ってくれるとも限りませんし、それで余計に腹が立ってもしも暴力を振るってしまえば自分が悪者になってしまいます。
逆恨みされて嫌がらせをされる恐れもあります。

何にせよ、感情が最も高ぶっている時に行動を起こすとロクなことになりません。
相手に怒りをぶつければ一時的にスッキリするかもしれませんが、冷静になった時に「やっぱりやめておけばよかった」と思うことになると思います。

これから書くことを読んでいただいて、少しでも気持ちを落ち着けてくださると嬉しいです。

騒音の加害者には自覚がないことが多い

騒音トラブルでタチが悪いのは、加害者が自分たちのうるささを全く自覚していないところです。
自覚していない以上、彼らが自発的に行動を改めることはありません。

「我慢していればいつか音は止むだろう」
「いずれ彼らも自分たちのうるささに気づくだろう」

そんなことを期待して待っていたところで、彼らが自分たちのうるささに気づくことは絶対にないと断言できます。
我慢する時間が無駄に長引くだけです。

誰も自分たちの出す生活音が隣家にどのように響いているのかを聞くことはできません。
他人に言われない限り知ることができないもの。それが騒音なのです。

だからと言って、いきなり怒りをぶつけるのは得策ではありません。
大切なのは、「あなたの出す音はこんなに響いています。そのせいでこんなに困っています」と伝えることです。
自分たちの行動がどれだけ周りに迷惑をかけているか、まずは知ってもらう必要があります。

そのために行動を起こしましょう。

騒音があった次の日、管理会社に苦情を入れる

いつ行動を起こすのがいいかというと、一番いいのは騒音があった次の日です。
管理会社に連絡し、前日に起きたことを細かく話します。

なぜ次の日がいいかというと、

  • 怒りがピークになっている時よりも多少は冷静に話ができる
  • 記憶が鮮明なうちに詳細な説明ができる
  • 加害者側の記憶(心当たり)が鮮明なうちに管理会社から注意してもらえる

このような理由からです。

騒音が夜中の場合は管理会社の営業時間外になってしまうので、一番早くても翌日になってしまうというのもありますね。

管理会社に話すとき、感情的に怒りをぶちまけるよりも、冷静に出来事を説明した方が担当者が真剣に取り合ってくれます。
怒り任せに暴言を吐いてただのヒステリックなクレーマーと見なされてしまえば、こちらの頭がおかしいと思われかねません。
適当にあしらわれてしまっては意味がありません。

起きたことを淡々と冷静に話しましょう。

このとき、腹が立つ、怒りが収まらないといった感情はなるべく抑えましょう。
「騒音のせいで眠れず困っている」「自分ではどうにもできないので助けてほしい」というスタンスで話を進めるのがいいと思います。

また、管理会社が注意してくれたところで相手が音を出したことを覚えていなければ話が進みません。

例えばもしあなたが「1ヶ月前、夜0時ごろに大きな音を立てましたよね?」と聞かれたとして、すぐに思い出せますか?
なんのことを言われているのかわかりませんよね。
まして悪気がないのですから、どんな音を立てていたとしても大して気にとめていないはずです。
思い出せという方が無理なのです。

だからこそなるべく日を空けず管理会社から注意してもらい、注意された側に「あ、昨日のあの音が響いてたのかな」と思い出してもらう必要があります。
昨日の行動くらいは誰でも思い出せるでしょうから、次の日に苦情を入れるのがベストです。

管理会社に説明するときのポイント

管理会社に苦情を入れる際、以下のポイントを押さえておくと、話が伝わりやすくなります。

  1. 時間帯(例:23時頃に騒音が始まり、2時頃まで続いた、など)
  2. 頻度(例:毎晩、週に2回、毎週水曜日、など)
  3. どんな音(例:家具を動かすような音、テレビの音、ガンガンと壁を叩くような音、など)
  4. 音の大きさ(例:外にいても聞こえるくらい、自室のテレビの音が聞こえない、眠っていたのに起きてしまうくらい、など)

この4点を伝えることを意識すると、ただ「うるさくて困っている」「このままじゃ眠れない」などと訴えるよりも、管理会社の人が詳細を理解しやすくなります。

また、あなたが闇雲に文句を言っているのではなく、迷惑だと感じるのに十分な理由があるのだ、ということが伝わります。

余談:もしも直接文句を言いに行ってしまったらどうなるの?

夜中の騒音があまりにも迷惑で今すぐ騒音を辞めさせたいが、夜中なので管理会社に連絡することもできない。そんなどうしようもない状況下で直接文句を言いに行ってしまったらどうなるのか。
管理会社の人に聞いてみました。

ー以下、管理会社の方の話ー

直接文句を言いに行ってしまった場合、個人間のトラブルという扱いになるので、それ以降管理会社が介入することはできなくなります。

逆恨みなどで大きなトラブルに発展したとしても、管理会社は何もできません。
ご自身で解決していただくことになります。

夜中の騒音の場合、すぐにその場で管理会社が注意することはできないので、その場は耐えていただくしかありません。

管理会社を通しているうちは、問題への対応は管理会社が責任を持って行いますので、隣人に対して直接文句を言いに行くのは避け、まずは必ず管理会社に連絡をしてください。

とのことでした。
直接文句を言いに行ってしまうと個人間のトラブルと見なされ、「物件管理上の問題」として扱うことができなくなるので、管理会社は介入できないということですね。

管理会社の人がはっきり言っていましたが、夜中のトラブルは耐えるしかないようです。
ハラワタが煮えくり返る思いですが、直接文句を言えない以上、それしかありません。

管理会社は何をしてくれるの?

  1. まずは住んでいる人全員に対して張り紙をしたり、注意や警告の手紙を出す
  2. それでも改善しない場合は、騒音を立てている個人だけに苦情の電話を入れる

この流れになることが多いようです。
私の場合は迷惑の度合いが大きいと判断してもらえて、管理会社に苦情の電話を入れたその日のうちに、騒音を立てている相手方に注意をしてもらえました。

何にせよ、騒音問題の解決には時間がかかりますね。
1回の苦情で動いてくれるケースは少なく、何日も続いてやっとという印象です。

せめてもの対処法

少しでも騒音から逃れて過ごすためにできることといえば、

  • ヘッドホンで音楽を聴く
  • 耳栓
  • 実家、友人の家、ホテルに泊まる

このくらいでしょうか。

私は耳栓の圧迫感がどうしても苦手で、ヘッドホンで音楽を聴いてしのぐことが多いです。

警察を呼ぶという選択肢

外にまで音が漏れるほどの騒音であれば、しめたものです。

警察に通報しましょう。

警察は、外から音が確認できないとその家のインターホンを押すことができません。
「その家から確実に騒音が発生している」と事実確認ができないと、注意できないそうです。

室内に音が響いてくるだけの場合は、警官にその音を確認してもらう必要があります。
つまりは自分の家に警官を招き入れ、騒音を聞いてもらわなければなりません。

女性一人暮らしだと、それはなかなか難しいですよね。
警官といえど、どんな人かわからない相手を家に入れるのは気が引けます。
しかも真夜中に。
私は一度警察を呼んだことがありましたが、外からは騒音が確認できず、警官を家に招き入れることもできず、結局注意も何もしてもらえませんでした。
部屋にいると会話の内容が丸聞こえってくらいに声が響いてくるくらいうるさいのに、このときは本当に悔しかったですね。

記録を録っておくことが重要

記録しておくことで何かあったときに証拠になりますから、詳細を手帳に書くなどして記録を残しておきましょう。

スマホの録音機能で音を録っておくのもいいと思いますが、雑音も混じってしまってうまく録れないこともあります。

やはり確実なのは、手書きのメモ。

音がうるさいなら「ドスンドスン」「ガンガン」など擬音語を使って分かりやすく。
声がうるさいなら、聞こえてくる言葉をそのまま書き留めておきましょう。

先ほども述べたように、騒音問題が一発で解決することは少ないです。
そのため、ひとつひとつの記録が大きな意味を持ちます。

「ここ数ヶ月、ずっと悩まされている」
と言うよりも、
「○月○日○○時、壁を叩くような音で目が覚めた」
と書かれたノートを見せながら話す方が断然説得力が増しますよね。

めんどくさいと思っても、記録が後で自分を助けてくれることになりますので、なるべく細かく書き留めておくことをお勧めします。

騒音に困ったときのまとめ

この記事の要点を短くまとめます。

[box05 title="困ったときの対処法と順序"]

感情的なときに行動しない!

騒音に関して詳細な記録を残す!

管理会社に苦情を入れる!

最終手段として、警察を呼ぶ!

[/box05]

これからも長く住んでいきたいと思う場所ならなおさら、ふつふつと湧いてくる怒りを紛らわして、なんとかしのぎましょう。
悪いのは騒音を立てている相手ですから、管理会社を味方につけて動いてもらうのが一番有効な手段です。

 

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