34歳、足の臭いに悩んでます。
とてもお恥ずかしい話なのですが、ここ最近、自分の足が死ぬほどクサいです。
仕事中はパンプスを履いているのですが、ずっと履いているとすごく蒸れるし足が疲れるので、机の下でときどき靴を脱いで足をリラックスさせています。
この状況、会社勤めの女性ならわかる人も多いと思います。。
以前は何ともなかったのに、ここ1ヶ月くらい、靴を脱いだ瞬間からモワッと嫌な臭いが漂ってくるんです。
確実に自分の足のニオイ。
誰かが私の机のそばに来たら「ん?なんか臭う・・・変なニオイ・・・」って思われてしまいそうで、最近はパンプスを脱ぐのを我慢しています。
家に帰る頃には、さらに臭いがキツくなっています。
こんな悪臭が自分の体から出ていると思うと自信がなくなりますし、私は臭いに敏感な方なので、自分のニオイが不快で仕方ない。
アホらしい話ですが、自分のニオイにムカムカして怒りさえ湧いてきます。
真面目に向き合って解決したいと思いました。
というわけで今日は、「人には言えない強烈な足の臭いと解消法」について詳しく書いてみます。もしもどこかに同じ悩みを持っている方がいたら、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
どうして足は臭うのか
毎日お風呂でしっかり洗っているのに、どうしてクサくなるんでしょうか。
その原因は大きく二つに分けられます。
- 履き物が臭っていて、その臭いが足に移っている
- 汗を多くかきやすい体質で、人よりも雑菌が繁殖しやすい
解決法を探る前に、まずは自分がどちらのタイプに当てはまるのかを見ていきましょう。
原因1:履いている物が臭っている
忙しい毎日の中で、靴のケアをしっかり出来ている人は少ないと思います。
「私はケアしています!」と言っている人でも、靴を脱いでから消臭用の詰め物をポンと入れるだけ、という程度だったりします。
私自身、特に何もせずに履き続けてしまうことがほとんどなんですが、それはケアしなくても履こうと思えば履けてしまうからなんですよね。
同じ靴をヘビロテで使ったり何のケアもせずに履いていると、靴自体が臭うようになります。そのうち靴に臭いが染み付いて、そのクサい靴を履くことで足に臭いが移ってしまいます。
あと、意外と盲点なのがスリッパです。
家でスリッパを履いている人は今臭いを嗅いでみてください。
仕事から帰ってきて汗だくの足でスリッパを履けば、当然雑菌と臭いが移ります。
お風呂上りのキレイな足でそのスリッパを履けば・・・書くまでもないですね。
私自身、お風呂で足を念入りに洗ったのに、その15分後には足が臭うことがあります。考えられる原因は一つ。スリッパです。
嗅いでみると、靴と同じ臭いがしていました。
今ではスリッパを2足用意し、お風呂に入る前と後で履くスリッパを分けています。
そのおかげで、お風呂後の足のベタつきや臭いはほとんどなくなりました。
原因2:汗っかきな体質
汗をかきやすい人は、足が臭くなりやすいです。
なぜかというと、汗には皮脂やアカが混じっていて雑菌が繁殖しやすい上に、雑菌は湿度の高い環境で繁殖するからです。
雑菌がエサとなる皮脂やアカを分解するときに臭いが発生するので、雑菌が多ければ多いほど臭いもキツくなります。
汗が多い → 雑菌がどんどん繁殖する → 臭いがきつくなる
このような構造ですね。
あまりに汗をかく場合は多汗症の疑いも
あまりにも大量の汗をかく人は、多汗症という病気かもしれません。
手足に異常に汗をかく「手掌足蹠多汗症(しゅしょうそくせきたかんしょう)」という病気もあり、私はおそらくそれだと思います。
昔から手汗と足汗がすごくて、冬の寒い日でもフローリングを歩くと足跡がつくほど汗をかきます。書類を触れば手の形に跡が残ります。
この病気を持つ人は、200人に1人の割合でいると言われています。
自律神経に問題がある場合もあります。
ストレスを感じると大量の汗をかいてしまうという人は、自律神経を整えることが足の臭い改善に繋がることがあります。
後ほど対処法を詳しく見ていきます。
履き物が臭う場合の解決策1:履き物を新調する
当然ながら、今履いている靴、靴下、スリッパなどを新しく買い換えてしまうのが一番てっとり早いです。
雑菌や臭いのついていないものを履けば、少なくとも履き物が原因で臭うことはありません。既に臭いが染み付いたものを復活させる手間を考えると、まっさらな新品を買ってしまう方が断然早いのは明らかです。
履き古した靴や靴下には既に雑菌が大繁殖していますから、それをどうにかしようと思うと非常に骨が折れます。だったら買ってしまうのも一つの手としてとても有効です。
ただ、靴下やスリッパはいいとしても、靴を買い替えるとなるとそこそこお金がかかりますよね。懐事情によっては、新しい靴を買いたくてもどうしても無理なこともあると思います。
そんなときはやはり、今ある靴をケアして凌ぐしかありません。
解決策2:1回たった30秒!臭う靴を簡単にケア
私自身、靴のケアなんて何もせずに履き続けてしまうことがほとんどなんですが、どうしてケアしないのかといえば、ケアしなくても履こうと思えば問題なく履けてしまうからなんですね。
例えばこれがコンタクトレンズのように、毎日ケアしなければ目に傷がつくとか眼病にかかるというような明確で恐ろしいリスクがあれば、面倒でもケアしながら使うはずです。
でも靴は、別にクサかろうが汚れていようが本人がそれでいいと思えば履けてしまいます。
人前で靴を脱ぐ機会さえなければ、特に問題もリスクもありません。単に自分が不快なだけ。
「明日できることは明日やればいい」と思ってしまうのが人間ですから、ケアしなくても使えるものをそのまま使い続けてしまうのも仕方のないことです。靴のケアって正しい方法もよくわからないし、実際めんどくさいですからね。
なので、今まで靴をケアする習慣のなかった人に「これからは家に帰ったらまず靴のケアをしよう!」と言ったところでまず意味がありません。だからと言ってケアしなければ、悪臭は永遠に改善しない。
ここで私がお勧めしたいのが、履いた後にケアするよりも、履く前にケアしてしまうことです。
どういうことかというと、靴を履いた後というのは、疲れて帰ってきて一番休みたいタイミングのはずです。ヘトヘトになるまで働き、通勤電車に揺られて家に辿り着き、やっと一息つくわけです。そんなタイミングでやりたくもない靴のケアをしようと思っても、やる気が湧かないのが当たり前。靴のケアには一番適さないタイミングなのです。
ではいつがいいのかというと、靴を履く前です。
靴を履くのは当然家を出るときですから、そのときにケアしてしまうのがやる気も出やすく、続けやすい。
「朝の忙しいときに、靴をケアする余裕なんかない!」という人も、たった30秒なら頑張ればどうにでも捻出できるはずです。足の臭いを改善し、悩みから解放されるためと思えば30秒くらい作るのは簡単なはず。
逆に言えば、たった30秒すら時間を取れない人は、足の臭いにそこまで悩んでいないか、ほんの少しの時間と手間すら惜しんででも面倒なことから逃げたいということです。そういう人は、高いお金を出して靴を買い替えるか、臭い靴を履き続ければいいと思います。
本当に足の臭いに悩んでいる人であれば、たった30秒で悩みが改善するなら大いにありがたいと思うのではないでしょうか。
実際に私はこれから書く方法を試して1週間で足の臭いが改善しましたが、そんなに苦じゃなかったです。
では次に、私が外出前の30秒ケアを実際に試したときの実践記を書いていきます。
グランズレメディで、外出前の30秒ケア
グランズレメディというのは、足のニオイを消すために作られた粉末です。
強い殺菌力で、確実に臭いを消してくれる消臭パウダーという謳い文句。
口コミを読んでみたら「他の方法ではどうにもならなかったけど、この商品で悪臭が改善した」という内容でリアリティのある口コミが多かったので、多少効果はあるだろうと期待して買ってみました。
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届いたときの印象
思っていたよりも小さな容器だったので、こんな量で大丈夫なのか?と一瞬不安になりました。
容器を開けると小さなスプーンが付属しているのですが、そのスプーンがとても小さい。
これが1回分なのかと思うと、この量でもまあまあ持つかなという印象でした。
グランズレメディの使い方
靴の中に粉末をひとさじ入れて、靴をそっと振ります。
粉が靴の中に行き渡ったらOKです。
粉自体は石灰のようなニオイですね。
あとは靴を履くだけです。
7日間続けると靴と足の臭いが消え、その効果がしばらく持続するそうなんですが、ほんとかなーと疑いつつもちょっとワクワクします。
グランズレメディを使う上で、ひとつ注意点を。
靴を履くとき、そーっと履かないと靴の中の粉が舞って靴下や靴が白くなります。
私は靴が白くなっているのに気付かず、そのまましばらく過ごして恥ずかしい思いをしたことがありました。
特に黒い靴だと白い粉がすごく目立つので、履いた後に粉が飛び散っていないかチェックすることをお勧めします。
粉がついてしまった場合でも、ティッシュで拭けば簡単に取れます。
ちなみに、靴の中の粉は歩いているうちに汗と馴染んで、見えなくなります。
実際、帰ってきてから靴や靴下を見ても、粉を入れていたことはわかりません。
もし人前で靴を脱ぐことになっても、靴を履いてからしばらく経っていれば粉が目立たなくなっているので安心です。
心配な場合は、一旦トイレで靴の中を確認するのがいいですね。
ここからが、グランズレメディを実際に使ってみた感想です。
効果を確かめるため、靴は同じものを10日間履き続けました。
実験1日目
帰ってから足のニオイを確認すると、ちょっと期待外れ。
臭いは薄くなった気がするけど、粉っぽいニオイで誤魔化されているだけかな?
その程度の変化。
2日目
期待していたほど靴の臭いも足の臭いも消えない。
3日目
だいぶ効果が出てきた。
靴のニオイがなくなってきた。
靴を脱いだ時の足のニオイも今までの半分くらい。
4日目
グランズレメディの説明には7日間続けるように書いてあるけど、これだけニオイが消えればもう大丈夫かな?と油断するほど嫌な臭いがしなくなった。
靴だけじゃなく、足の臭いを嗅いでみてもかなり改善したのがわかる。
5日目
ほとんど臭いは気にならない。
家に帰った直後に脱いだばかりの靴の臭いを嗅いでも、嫌な臭いがしない。
会社でも周りを気にせずパンプスを脱げるようになり、気楽。
足のニオイに悩んでいたことを忘れ始める。
6日目
毎朝靴に粉を入れるのがちょっとめんどくさくなってきた。
でも以前の悪臭を考えると粉なしに戻るのが怖いので続ける。
粉が飛び散るのが嫌で、粉を直接靴に入れるのをやめることにした。
手のひらに少し水をためて、そこに粉を落として練り練り。
ねっとりとしてくるので、それを足の指と指の間に塗る。
粉が飛び散らなくてちょっと楽。
靴の表面が汚れないのもいい。
7日目
靴の臭いが全然しなくなった。
足のニオイも全然気にならない程度に改善。
頑張ってじっくり嗅いでも、全然大丈夫。
会社の飲み会とかで、もし座敷に上がることになっても全然OK!と思える。
8日目、9日目、10日目
グランズレメディの説明書通り7日間続けたので、一旦ストップしてみた。
1日履いた靴も臭わなかったし、足も大丈夫。
7日間粉を入れれば、その後しばらく効果が持くというのは確かなのかも。
でもどのくらい続くかはわからないので、またニオイが出始めたらグランズレメディを復活させる予定です。
*後日談*
小学生の姪っ子も足の臭いに悩んでいた(正確には、姪っ子の靴下を洗うママが悩んでいた)ので、グランズレメディを少し分けてあげました。
3日くらいで臭いが弱まったとのこと。
やっぱり最初の1日2日では効果はあまりなくて、効果を実感できるのは3日目くらいからみたいですね。
靴を買い替えるよりは断然安あがりですし、お気に入りの靴をもうしばらく履き続けたい人にはオススメです。
多汗症が原因の場合の解決策1:汗の量をコントロール&清潔に保つ
足についた雑菌を減らせば臭いも減ります。
新しい靴や靴下でも臭う足で履いてしまえばすぐに臭くなってしまいますので、やはり足を清潔に保って菌を減らすのは必須。
ワキに塗って汗を抑えるスティックやクリームが薬局に売っているので、私はそれを流用していました。
あと、足に汗をかきやすい人は、いつも足がベタベタして不快な思いをしていると思います。(私がまさにそうです)
足を清潔に保つ方法としては、薬用石鹸を使うとボディソープで洗うよりもスッキリします。
私は体はボディソープで洗うのですが、足だけは石鹸で洗うことにしました。
香料とか余計な成分が残らない分、スッキリするのかなーと思っています。
泡立ちがよくて、余計な成分が入っていないものがいいです。
殺菌力もあるとさらにいい。
ボディソープや石鹸をあまり泡立てずに足をゴシゴシ洗いってしまうと、肌が傷ついて雑菌が繁殖しやすくなるので要注意です。
顔を洗う時と同じようにたっぷりの優しい泡ですみずみまで洗うと、キレイに汚れが落ちて、雑菌が繁殖しにくくなります。
足臭に特化した薬用石鹸も販売されていますよ。
柿渋・ミョウバン配合!
薬用炭とベンナイトが、
古い皮脂や角質を吸着洗浄!
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解決策2:ストレスを減らす
多汗症の人が大量に汗をかくきっかけとして、強いストレスがあります。
例えば緊張したときや嫌なことに直面したときに手汗や足汗が酷くなる場合です。
ストレスを減らすと一言で言っても実際に減らすのは難しいのですが、例えばアロマオイルを持ち運んで緊張したときに嗅いでみたりするのが有効です。
あと、パワーストーンを身につけるのも効果があります。
自分の好きな石で作ったブレスレットを身につけて、緊張したときに見てみたり、ギュッと握ったりすると気持ちが落ち着きます。
とにかく自分の好きなものを持ち歩いて、自分を安心させることが大切です。
解決策3:自律神経を整える
自律神経は、その役割の一つに「汗の量をコントロールして体温を調節すること」があります。
睡眠時間が少なかったり生活リズムが乱れていると、自律神経のバランスが崩れてホルモンバランスにも影響が出ます。
例えば更年期が始まると体が火照って汗をかきやくなると言いますが、これもホルモンバランスが変わったことによって起こるものです。
足汗を抑える以外にも、精神が安定したり胃腸の働きが良くなったりと良いことずくめなので、自律神経を整えることは日常的に意識するのが良いと思います。
【自律神経を整える簡単な方法】
- 朝陽を浴びる
- 深呼吸する
- 姿勢を良くする
簡単なことでも、やらないよりはやった方が断然いい。
そんな気持ちで私は朝陽を浴びることにしています。
一番簡単な方法ですね。
解決策3:病院で治療を受ける
飲み薬、ボトックス注射、外科手術など、治療方法は様々です。
治療方法によって料金や効果も変わってくるのでここでは詳しく書きませんが、「多汗症、治療」で検索すると治療法や対応している病院を調べることができます。
私としては、手汗はいいとしても足汗は治したいので、治療を検討しています。
注射などは効果の持続時間に限りがあるので、外科治療がいいなーと思うのですが、料金も数十万円とそこそこ高額なのがネックです。
とりあえず今はグランズレメディでしのいで、お金を貯めて手術を受けたいと思っています。
手軽にできる臭いケア
洗ったそばから臭う私の足。
足に臭いがへばりついて、洗ったくらいじゃどうにもならないんだと思います。
そうなると、もう地道に足についた菌をどうにかするしかありません。
手軽にできる臭い解消法として、以下のふたつをよくやります。
爪を切って、爪の間を掃除する
足の爪の間って、すごくクサいですよね。
以前も足の臭いが気になったことがあって、そのときは足の爪を切り、爪と指の間を綿棒で拭いたらだいぶ臭いがなくなりました。
ここ最近の私の悪臭はそれで済むレベルではなかったんですが、足の臭いを消す第一歩として爪を切るのはとても有効です。爪の裏側は意識してしっかり洗わないと汚れが落ちにくく、皮脂やアカがたまる場所なので、爪を切るだけでも臭いがかなり改善します。
除菌ウェットティッシュで拭く
確かにこれは効果あり。
ただ臭いを拭き取るだけではなく、除菌することで臭いの原因を退治できるので、悪臭がだいぶ薄まります。
ただ、肌に悪いことは間違いないですね。
アルコールの入った除菌ウェットで毎日足を拭いていたら、確実に肌が傷みます。
応急処置としてはアリだと思います。
私はどうしても寝る前に足がベタベタするときにアルコール除菌のウェットティッシュを使って足を拭いています。
洗濯だけで殺菌できない菌を根絶する
グランズレメディで悩みの大部分は解決したのですが、洗った後の靴下がなんとなく臭っていたのが気になり、その解決策も知っておきたいと思って調べました。
調べていくと洗濯くらいじゃ菌は死なないということがわかってショックを受けたのですが、解決法はあるようです。
とにかく足の臭いに繋がる要素は排除しておきたいので、靴下をしっかり殺菌する方法を書いておきます。
- お風呂場で洗面器にお湯を張り、さらに熱くするためにポットのお湯を足す。
50℃くらいになるように調整する(火傷に注意)。 - その中に、酸素系漂白剤を入れる。(量は染抜きに使うくらいがいいそうです)
- 一度洗濯した靴下を2時間浸けておく
- 手ですすぐか、洗濯機のすすぎに1回かける
- 干したら終わり
まとめ
足の臭いの原因は、汗、皮脂、アカ、雑菌。
臭っているのは足の表面、靴下、靴の中。
それらを踏まえて自分に合う対策を取れば、臭いは必ず解消できます。
私としては、まず大量の足汗をどうにかしたいという気持ちが強いので、手術を早く受けたいところです。
そこまでじゃない人は、グランズレメディで十分だと思いますよ。
毎日感じる悩みって、些細なことに思えても意外と心の負担になっているもので。。
足の臭いを消す対処法をいくつか知っているだけで、いくらか気が楽になりますよね。
手術を受けたら、必ずブログで報告します(^^)